200V 用シールド電源ケーブル(L6-15規格)商品説明
これこそが、200V 用電源ケーブルの最高峰、WATTGATE 電源ケーブルです。両端ともに、アメリカ製の非メッキです。
※ 壁コンセントはは、L6-15 という型番のものと、それに合うプレートをお使いください。オプションで、用意しております。
200V 15A、アップアイソレーショントランス専用シールド電源ケーブルです!
さて、この 200V 用シールド電源ケーブル、コネクターのオス側、メス側、どちらも完全な非メッキであり、ケーブル部分は、シールドされています。
たったこれだけのことなのですが、コネクターとケーブルは両方ともプロケーブル特注となり、試作に次ぐ試作、大変な試行錯誤の末、あのマリンコ電源ケーブルを超える品物にまで、完成しております。
マリンコ電源ケーブルと WATTGATE ケーブルは、周波数特性においては、完璧なフラットです。しかし、音というのは複雑怪奇なもので、同じフラットでも、それだけではない、「懐の深さ」というべき要素が関連していることが、わかっております。
つまり、マリンコケーブルでは、セッティングを詰めていき、音がどんどん生音に近づいていくと、それこそ、恐ろしさを感じるほどの生音に近づいていきます。しかし、この WATTGATE ケーブルでは、マリンコケーブルほど、恐ろしくない、実に自然に音を奏でてくれる。そういう音になります。もちろん、音が極限にまで生音に近い状態ですと、さしもの WATTGATE ケーブルであっても、怖いくらいの音になります。そうでなくてはならないのです。
この、より「懐の深い」フラットにて、当店でも扱っております、アレン & ヒースのミキサーや、Thomann のアンプの音が、劇的に変化します。
もう少し掘り下げて、解説を試みてみましょう。watt gate 電源ケーブルは、周波数特性そのものは、確かにフラットではありますが、ただ単にフラットというだけではなく、何か懐の深い、プロケーブル独特のフラットがそこには込められているのです。それは、往年の WE スピーカーケーブルの持つフラットが、何か独特の、洗練されたフラットであるように感じられることと同様に、プロケーブル特注の電源ケーブルには、独特の、懐の深いフラットがあるのです。おそらく、そこには、周波数特性という数字だけでは測れない何かがあるのでしょう。
マリンコ電源ケーブルと watt gate 電源ケーブルの比較は、クラウン D-45 と Thomann S-75 mk. 2 との比較にも似ています。D-45 も S-75 も、周波数特性自体は確かに同じようなフラットかもしれません。しかし、D-45 に比べ、S-75 は、何か懐の深い、独特のフラットを実現しているように感じられます。一言でいうと、周波数特性だけでは、語れない何かがそこにあるということでしょうか。もちろん、パワー・アンプには、位相特性とか他の要素もあり、クラウン D-45 は、それら他の要素についても優秀でした。しかし、S-75 は、その、他の要素に関してですら測れない、何か独特の優秀さが込められているように、私には思えるのです。それがちょうど、watt gate 電源ケーブルにも通じるような、謎のフラットともいうべきものなのです。
なお、注意事項です。
[1] クラウン D-45、D-75 をお使いの方が、他の機材に WATTGATE ケーブルを入れる場合は、クラウンのアンプ側のネジを、オリジナルの鉄ネジにされてください。
[2] また、クロスオーバーをお使いの方は、AE 線よりもベルデンや WE の推薦長の方がうまくいく場合が多いです。
このことは、WATTGATE ケーブルの非メッキなりフラットなりの、懐の深さが、あまりにも深いため、他の部分では、「非メッキ」に近いコンディションと組み合わせるのはうまくいかないのではないかと推察されます。
つまり、この懐の深い、謎のフラットというのは、それだけ、自然なコンディションで、自然な音が出てくるというものではないか。言葉を変えれば、当たり前の音がそこにある。私には、そう感じられます。
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